栄ちゃんのへろへろ通信

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木質チップボイラーについて


森林ボランティア(市民活動)と自然エネルギーを連携させて地域振興を推進させるというものです。

具体的には現在各地にある温泉施設で冷泉の湧かし直しに使われている重油を木質チップやバイオマスガスを使って行ない。地域の森林資源の活用を行ない、そのことで技術やノウハウを蓄積させ地場産業として育てることはできないかと提言してきた。そのチップボイラーを国内で始めて導入した温泉施設がある、先日、視察に行ってきた。施設の記事が出ていたので紹介する。

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■和歌山県 龍神村施設 季楽里

和歌山県田辺市龍神村の公営宿泊施設「季楽里龍神」に、木材加工でできる木片を燃料にするチップボイラーが導入されて1年が経過した。環境に優しく、廃材を有効利用して新たな木の需要が生まれたほか、原油価格が高騰する中で温泉を加温する費用が大きく節約できた。市山村林業振興課は「木材を有効利用する一つとして、大変効果的」と手応えを感じている。

チップボイラーは温泉の加温のほか、施設内での給湯、ロビーの床暖房に使用している。燃料のチップは、事前に乾燥させなくても水分を含んだ「生チップ」のまま使用できるのが利点。温泉施設としては国内初導入で、昨年4月に運用を始めた。

チップの供給は、季楽里龍神を管理する龍神村開発公社が龍神森林組合と契約。森林組合が背板などからチップを生産し、季楽里龍神へ運搬している。

運用開始から3月末までの約1年間で、チップの消費量は約380トン。1キロ当たり11円で取引され、森林組合の2005年度のチップ売り上げは約420万円に上り、新たな需要となった。

チップはもともと、森林組合が廃材のまま産業廃棄物として処分していた。処分費は近年、100万円ほどかかっていたといい、その分が節約できた。

1年間の総発生熱量は167万4092キロワット時。同課によると、この熱量をすべて灯油でまかなったとすると、灯油代は約870万円。チップボイラーの導入で加温費用は半額に節約でき、CO2排出量の削減にも大きく貢献したという。

また、昨年度は全国からの行政視察が20件ほどあった。視察後、徳島県上勝町や北海道下川町ではチップボイラーを導入した。

田辺市山村林業振興課の山崎進参事は「幸い大きなトラブルもなく、安定して運転できた。木質バイオマスエネルギーを導入する上で、経済効果だけでなく林業への波及効果を生み、全国から注目されたことは大きい」と話している。【2005年6月25日付掲載記事】

(写真:季楽里龍神の温泉に利用されているチップボイラー)

■参照ホームページ
http://www.agara.co.jp/DAILY/20050625/20050625_006.html

このような取り組みが各地でも広がることを望みます。


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by etv-eisaku | 2005-07-03 10:58 | バイオマス・森林保全

環境や自然エネルギー、地域おこしのことをつれずれに書いています。■市民共同発電所の設置活動を行なっています。(写真は京都の夢窓幼稚園の点灯式の様子です。)


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